Hotexpress07年11月对GUG新专辑『おやすみモンスター』的采访

翻译:HAIM

原文http://www.hotexpress.co.jp/interview/gug_071107/gug_aticl03.html#official

GOING UNDER GROUNDのニューアルバム『おやすみモンスター』を聴いたとき、本当にぶったまげた。「なんだ?この全編サビみてぇなアルバムは」って。「何をどう考えてどんなベクトルに向かったらこんな突き抜けたアルバムが出来るんだろう」って。で、実際に今回、GOING UNDER GROUNDの松本素生(vo)に話を聞いてみたところ、そこには解散の危機だったり、地獄のような日々があって、またぶったまげた。

听GUG的新专《おやすみモンスター》的时候,真是吓了一跳,“为什么好像整张专辑都是高潮,做出这样鲜明的专辑是怎么考虑的”。于是,这次邀请了GUG的主唱松本素生来做访谈,在解散危机的时候,在过着地狱般的生活的时候,他们还能给我们带来这样惊喜的专辑。

1. バンドが終わりそうだった

一、乐队好像快解散一样

--突然ですが、今回ものすごく良いアルバムが出来てしまったと、ものすごく感じているんじゃないですか?

—-这张专辑很棒,感觉很惊人呢。

松本素生:そうですね。簡単に言うとそうなんですけど、この前の二作にはない充実感があります。まぁ前の二作がダメとか、そういうことじゃなくて、本当に原点回帰じゃないですけど???そういうこと言うの、すっごい恥ずかしかったんですけど(笑)、ここに来て「バンドをなんでやってんだっけ?」とか「なんでこの5人で音楽やるんだっけ?頼まれもしないのに」っていうところを考えた上で、元々自分たちの中にあった音楽に対するマインドでアルバムを作れたのがすごく良かったなっていう。なんか、一番家で聴いてますね。『かよわきエナジー』っていうファーストアルバムと同じぐらい聴いてますね。

恩简而言之,这张专辑有着之前两作没有的充实感,也不是说之前两作不好,只是没有真正回归初心的感觉……虽然在采访里这样说起来很难为情,“为什么我们要组建乐队,为什么我们五人要做音乐,明明没有人拜托我们这么做”这样想着,我们只是觉得把自身对于音乐的理解融入专辑就很好了。第一次在家听这专辑的时候,觉得和听首专的感受是一样呢。

--なんでこのタイミングで原点回帰だったんでしょうね?やっぱり武道館公演とかベスト盤のリリースがあったから?


—-为什么要在现在回归原点呢,是武道馆公演和精选集发售的原因吗?


松本素生:いや、もうね、バンドが終わりそうだったんですよ。武道館とか終わって、ベスト盤も出して、で、夏のんびりしてたら、なんかすごくバンドの温度がぬるいっていうか、CD出すのがあたりまえみたいな空気があって。それは俺も含めてなんですけど。なんかそういう風潮になってて、「新曲出来たらCD出して、ツアーして、こういうのがずっと続いていくんだろうな、まぁいいか、こんな感じで」みたいなムードを感じたんですよね。で、せっかく俺たち、ベストも自分たちで「出す」って言って、区切り付けて、「これからもっと音楽やろうぜ」って言ってんのに「何?このザマは」みたいな感じになって、そこから本当に迷走しましたね。完全に。「もう分かんねぇ」みたいな。ただ曲は出来るんですよ。音楽作りたい欲求もあるし。でも「なんで曲作ってるか?」っていうところに意味を見出せなくなってて、それが半年ぐらい続いていたんじゃないですかね。
    時間は流れるのに「今までのやり方でやる」みたいな、なんか、間違った解釈がバンドの中にあって。やっぱり歳も取るし、時間も流れているんだけど、自分たちだけは何も変わってないやり方っていうか。それは良いときもあれば、悪いときもあると思うんですけど、それがすげぇ悪い方に出てたなっていう。そこの立て直しでしたね、まずは。曲作る以前というか。で、結局なんでそういうことになったのかな?って思ったら、コミュニケーション不足だっていう話になって。「俺の考えてることはみんな分かってるよな」と思ってたら、全く分かってなかったんですよね。で、俺も「分かってる」と思ってたら、メンバーの考えることが全然分かってなかった。それを知ってからは、とにかく思ったことがあったらとりあえず伝えるっていう、なんか小学生みたいな作業をバンド内でずっとやっていって、それでもいきなり「来た!」って感じにはならなくて、一歩一歩「これを解決したら、次はこれ」っていう感じで。

そうした中で曲を作っていたんですけど、どんどん自分たちのマインドが変化していくことで、「なぜ今この曲を作ってんのか?」っていう意味がクリアーになっていくのを肌で感じれたから、これはちょっと焦らないで、ちゃんと自分たちの基本に戻れるまでとことんやろうかなって。そういうところはありましたね。

    不是,是因为乐队像快要解散一样。武道馆公演结束了,精选集也出了,夏季变得很悠闲,想给乐队加加温,出CD成为了理所当然的事,包括我也是这么想的。照现在这样的状况,觉得“有新曲的话就做CD然后开巡回,这样也挺不错的。”至少我们觉得精选出了,已经告一段落了,今后将做更多的音乐,虽然这样想,也会有“什么?居然做得这么糟糕”脱离预想的情况出现,陷入了困境,脑子一片浆糊。想写出新歌,想要做音乐。但是还没有想通“为什么要写歌”。这样的状况已经持续半年了呢。

时代在变化,但乐队里也有“用至今为止的方法创作”这样错误的想法。我们年龄在增加,时代不同了,只有我们的创作方法没有改变的话,这有好处但也有坏处,这是非常糟糕的。首先就要重整旗鼓,在以前如果曲子做出的不是我们最初想要的效果,我们才会进行交流。我们都怀着“我的想法大家应该都知道”的想法,其实大家都是不知道的。我也有过这样的想法,结果完全不了解成员们的想法。所以现在我们会先把想法拿出来交流,像小学生一样进行工作,但是不会这里来一下那里来一下,而是一步步地解决一个又一个问题。

于是,在这样的环境中作曲,我们的想法也在不断改变,切身明白了“为什么要写这首歌”,如果理清思路的话,就不会焦急了,就能够回到初心干到底。


--では、今作『おやすみモンスター』は、よろしくない状況を打破していく流れが反映されたアルバムであると。

—-那么,新作《おやすみモンスター》是反映了打破困境这一变化的专辑吧。

松本素生:そうですね。でも結局それが良いっていうか、ウチのドラムが言ってたんだけど、「マイナスから始まっていかないと結局面白くないな」みたいな。で、結果、アルバム出来上がってみると、確かに全部必要なことだったと思うんですけど、ただその迷走をリアルタイムでしているときはキツかったです、本当に。「一人でやった方が早いんじゃないか」とか思っちゃったり。だからまずアルバム出せたことがビックリみたいな。でもこういう風に音楽に、5人で築いて5人でそうやって向かっていけるんだったら、「これはまだバンド、全然続けられるな」って思いましたね。

嗯,最后效果不错,我们的鼓手说“如果不从困境开始的话,结局就不有趣了”,从专辑上看,确实全部必要的东西都有了。时间很紧的时候,我们还在迷茫呢,还有过“一个人单独做的话会更快”的想法,所以最后专辑能够完成,我们都很惊讶。在这样做音乐的过程中,我们五人是往同一个方向进行的,觉得“乐队不是还能继续进行下去吗”。


--その抜けていく感じが全体的に出てるなと思うんですけど、このアルバム、全曲イントロを聴いただけで思わずニヤけちゃうんですよね。すっげぇメロディもサウンドも開けるだけ開けてるから。でも「あ、またこのパターンか」とは思わせないんです。毎回ニヤける。これって凄いことだと思うんですけど。

—-这样逐渐摆脱的感觉在整张专辑都有,这个专辑,光听前奏就想大笑呢,旋律和声音都很放得开,但是,没有厌倦的感觉呢,每次听都愉快地大笑。


松本素生:なんか、バンドがぐっちゃぐっちゃな時期だったから、唯一の心の拠り所がメンバーみんな、音楽作ることと、あとツアーがちょうどあったんですけど、ライブをやれることだったんですよね。それ無くしたらもう本当ダメだなっていうのがあったから、唯一の楽しみみたいな。そういう意識も大きく反映されてると思います。音楽やってるときだけは、それこそ嫌なこととか、面倒くさいこととかが目の前から一瞬なくなるみたいな。そういう逃避的な(笑)ところもあって。だからすげぇそこは大事にっていうか、大切な時間として存在してたなっていうのがありましたね。


那个时候乐队正处在乱七八糟的时期,唯一的心灵支柱只有乐队的成员们了,一起做音乐、一起开巡演、一起开live,如果没有这些的话,就真的感觉不行了呢,这是唯一的乐趣,这样的意识也在专辑上反映出了很多。只有在做音乐的时候,讨厌和麻烦的事情都会烟消云散,这样看起来像逃避呢,但做音乐时是最重要最值得珍惜的时刻。


--ただそれありきで傑作が出来たってなると、今度結構ツライですよね(笑)。


—-一边外出,一边还要创作出杰作,很辛苦的样子呢(笑)。


松本素生:いや、もうだから、結局、アルバムの制作が終わった後にメンバーと飯食いながら話してたんですけど、「名盤を作る」とか、そういう意識っていらなくて、あと音楽作ってる時点でリスナーのことを想定するってことも全くいらない作業だし、それって「相当失礼なことだね」って、音楽作っていく上で。ただ、この何年間かでそういう不健康なところもバンドの中に芽生えつつあって。俺が実際そうだったから。家で曲作るときに、なんか、聴き手のことを考えてるというか。でも俺、そういう風に音楽を作ってきたことなかったし、バンド組んでから。そこに関しても今回「基本に返りたい」って思ったんですよ。結局自分たちが、そのときやりたいことを120%やれてからの話っていうかね、それは。で、それが分かったからは、ちょっとフットワークが軽くなったなって。
    まぁこの先も壁にぶち当たることがあると思うんですけど、ただそれをどういう風に超えていけばいいのかっていうのは、今回体感できたから、別にいいかなっていう。そういう感じですね。ただやっぱり何かドラマは、これからアルバム作っていく毎に起こしていきたいなっていうか。「面白いことが毎日起こればいいな」って思いながら生きていこうと思ってます。

不,专辑制作完成之后,成员们一起吃饭聊天,我们觉得“做出名唱片”的意识是不必要的,做音乐的时候揣摩听众的想法也是不必要的。虽然“这样想很失礼”,但是还是应该以音乐本身为重。在这些年里,乐队里也萌生了一些不好的想法,我也正是这样,在家写歌的时候,也会考虑到听众,但是我不能这样做,我们是一个乐队,所以这次“回归初心”,我们把想做的事用120%的干劲做出来了。因为我们明白了这个道理,所以步伐变轻松了。
    当然也有碰壁的时候,该如何超越,这次也切身体会到了。怎样做专辑,才会像看电视剧一样充满期待呢。如果“有趣的事每天都有”,那就会想活下去吧。

--ちなみに今作以前の作品はどういったモードで作っていたんですか?


—-那么以前的作品是用什么心情创作的呢?


松本素生:聴いてくれるリスナーの数が増えたときに、何か自分たちに理由を付けないと前に進めないっていうのが、過去のアルバムには全体的にあったかな。それが良い悪いじゃなくてね。大好きな曲もあるし。ただ今より頭で作ってました。例えば、このアレンジをリスナーはこういう風に思うんじゃないか?とか。そういうことが多かったかな。


随着听众的增多,我们不给自己理由的话就无法前行,以前的作品总体上都有各种理由,这不是好不好的问题,在其中也有很喜欢的歌,但是比起现在的歌就考虑得太多了,比如编曲的时候会琢磨听众会觉得是哪种风格呢,像这种情况有很多。


--それでもそのときはそのときの達成感だったり、「良い曲、作ってやったぜ」的な感覚はあったわけですよね。


—-但那个时候会有“写出好歌吧”的意识吧。


松本素生:そうですね。ありましたね。ただライブでやる曲とやんない曲っていうのがすげぇ分かれたりとかするし、それって結局、まだ魂足りてないっていうことなんじゃないかなって。


嗯,有,但是在live前取舍不唱和要唱的曲子的时候,会觉得曲子里的魂好像不够呀。


--でも今作は魂100%であると。


—-但这次的新作有100%的魂。


松本素生:今作は、なんか分かんないんですけど、常にリハスタでやってますね。なんかもう、やってて楽しいし、やってて解放されるし。で、やってると、「バンドっていいな」って思えるし。そういう意味では、俺、この前のアルバムで「次のステップに上がれた」って言ってたんですけど、違ったなって。このアルバムでやっと次のステップに向けての始まりのところに立てた気がしてますね。

这次的新作出奇地大多是在排演室写完的,很开心很放松,会觉得“乐队就是好呀”,我在之前的专辑上说“下次要上一个台阶”,但是这次没有变成那样,感觉这次的专辑只是刚刚开始抬脚。

2. ただ音楽がやりたかった

二、只是想做音乐

--あの、根本的かつ抽象的な質問をさせて頂きたいんですけど、なんでGOING UNDER GROUNDの音楽はこんなにも、まるでそれを宿命付けているかのようにポップでキャッチーでキラキラしてるんですかね?


—-想问个抽象的问题呢,为什么GUG的音乐总是那么爆烈、朗朗上口、闪闪发光呢?


松本素生:在り方がウチは煌びやかですからね。煌びやかですからねって、ちょっとおかしいけど(笑)。それこそ地元で、みんなチャリンコで5分ぐらいの距離に住んでて、音楽やる以前から友達で。で、音楽聴いて、バンドやったら「すげぇ楽しいぜ」ってなって。その頃からずっと、良い意味でも悪い意味でも学生ノリみたいなところがあって。で、俺、ふと気付いてみたら、社会に放り出されたことがないなっていう。それも良くも悪くも。だから片方では「毎日楽しいぜ」みたいな感じで、同じ仲間とバカ話したりとかしていて、もう片方では「みんな自立してねぇな」みたいな感じなんですよ。そこだと思います。もうバンドの成り立ちが良い意味でちょっと適当というか。「俺、ちょっとバンド入りたいんだけど」って言われて、「ダメだよ、もうドラムいるから」って答えたら、「じゃあ、俺、ちょっとキーボード弾くわ」と。で、「弾けんの?」って聞いたら「弾けないけど」。で、バンドに入ってきたメンバーがいたり(笑)。ベースの奴も一回辞めてるけど、家が近所だからよく会うし、「ライブやるから観にくれば?」とか言ったら観に来て、そしたら「やっぱりベース弾かせてくれませんかね?」って(笑)。それで今もウチでベース弾いてるっていう。なんかそういう適当さっていうか、そういうところが良いなって思うし、そういうところがGOING UNDER GROUNDのポップな部分に反映されてるんだと思う。
まだ青春だと思ってるし。こんな三十路を前にした男たちが毎日集まって、別に誰からも頼まれていないのにバンドをやるっていう。それは青春だから、そういうのも音楽的要素に反映されてるだろうし。で、みんなただ単純にそこが好きなんですよね。だから多分一緒に居たというか。ロックもいろんなフォーマットがあって、エッジを立てることでそれを表現としていくのか?とか、言葉なんかいらなくてインストでいいのか?とか、いろんな音楽の選択肢がある中で、この5人は、歌聴いて、なんか、胸が高鳴りたいねとか、それこそキュンとしたいねとか、そこが共通だったんですよね。それは何でかって言ったら「ずっと一緒にいたから」っていう。「やべぇCD買ったよ」って言って、誰かの家に行って、みんなでそれを聴くみたいな。そういうことだと思いますね。だからあんまりやってることがブレないというか、急に「次、ヒップホップでしょ?」みたいなことにはならないんだなって思います。

是因为我们本身的灿烂吧,说成是灿烂,会觉得有点怪。在当地,我们相隔在骑自行车5分钟就能到的距离,在做音乐以前就是朋友,在接触了音乐之后,觉得做乐队的话“应该很有趣”,那个时候我们都是学生仔,于是我注意到了,由于我们没有进入过社会—这是好事也是坏事,所以朋友们都觉得“每天都很开心”,每天和同伴们说蠢话,朋友们都有“大家都要自力更生呢”的感觉,乐队像模像样了。有个人说“我想加入乐队”,我回答“不行,已经有鼓手了”他说“那我弹键盘吧”,“会弹吗”“不会”,于是他成为了乐队的一员(笑)。有次弹贝斯的家伙中途不想干了, 因为家离得很近,所以很容易见面,我对他说“来看我们的live吧”,他来看了。我劝说他“你果然还是来弹贝斯吧”(笑)。于是他一直在乐队弹贝斯到了现在。就这样进展得很顺利,这应该就是GUG的爆烈感的来源。


这就是青春吧,二十多岁的男孩子们每天聚集在一起,没有谁来拜托我们组建乐队,但是我们组建了,因为这就是青春,我们就把这一点也作为元素融入到了音乐当中,大家就是单纯地喜欢这件事,就这样一起成长着。摇滚也有各种种类,比如实验音乐,比如纯音乐。在各种各样类型的音乐中选择的时候,我们听了歌声后,我们5人也都想要高歌内心,想要打动别人,这就是默契吧。为什么有默契呢,是“因为一直都在一起”吧。比如有人“买了一张超棒的CD”,我们就会想去他家一起听。我们想做的类型一直都没有动摇,比如不会有突然想“玩hip-hop”的时候。


--結構“青春”がデカイんですね。

—-相当青春呢。


松本素生:ずっと夏休みみたいな感じですよね。それは、最近アリかなって思ってます。

一直都有暑假的感觉呢,最近也有这种感觉。

--日本にもいろんなバンドがいて、例えば、すごく社会的なメッセージをアプローチしたり、赤裸々な自分をさらけ出してなんぼのバンドがいたり。そうしたバンドの方が分かりやすく“ロックバンド”と捉えられやすかったりすると思うんですが、GOING UNDER GROUNDはそれを必要としてないですよね。

—-在日本有各种类型的乐队呢,比如有那种探讨社会,赤裸地提出自己主张的乐队,这样的乐队打着“摇滚乐队”的旗号博取关注。GUG没有这样做呢。

松本素生:本気でみんなが社会的なメッセージを打ち出したいと思ったら、そういうバンドになるんですよ。でもイメージを変えるためにそれをすることはないですね。なんだろう?音楽が手段ではなかったというか、「ちくしょう!俺はこんなに言いたいことがある!じゃあ、音楽という手段を使ってそれを爆発させよう!」っていう成り立ちじゃなかったんですよね。音楽が好きになって、「わぁいいなぁ、こんな風にやってみたいなぁ」っていう成り立ちなんで。そういうところの違いだと思いますね。爆発することで表現する人がいるとしたら、多分音楽じゃなくても爆発してると思うんですよ。でも僕らは「ただ音楽がやりたかった」「ただ自分たちの歌を大きな音でうたいたかった」っていう。


如果是真心地想向社会提出主张,也是能组成乐队的,但不是为了提出主张才建立的乐队,音乐不是手段。“可恶,我也想说出言论,那么就用音乐作为手段说出来吧!”这样是成不了乐队的。只是单纯地喜欢音乐“想要做出这样的作品”才能组成乐队的,这就是其中的不同。想单纯发泄的话,其作品是没有音乐性的,就只是发牢骚而已。而我们的作品是“只是想做音乐”“只是想大声唱出自己的歌”。


--話はニューアルバムに戻りますが、『おやすみモンスター』というタイトルを打ち出そうと思ったのはなぜですか?

—-说回新专辑,为什么取『おやすみモンスター』这个名字呢?

松本素生:〆切ギリギリでアルバムタイトルが決まってなくて。で、そのときはちょうど北海道でのライブがあって、前乗りして、みんなをホテルの俺の部屋に呼んで、俺がとっておきのアルバムタイトルをみんなに発表したんですよ。そしたら「え?」「それなの?」みたいな感じになって(笑)。で、イチから考えなきゃいけなくなったんだけど、その日が〆切だったんですよね。そしたらウチのギターの中澤がアルバムの紙資料見ながら「『おやすみ』って曲もあるし、『モンスター』って曲もあるし、『おやすみモンスター』ってどうかな?」って、すげぇ適当に(笑)。ただ彼は適当に言ったんだけど、彼以外の4人がものすごくグッときて。なんか一瞬にしてイメージが出来たっていうか。俺は俺で、さっきの話ですけど、「ずっと苦しかったな」とか「自分の発言に対してまだ誰か傷付いてるのかな?」とか「なんで俺、バンド辞めちゃおうと思ったのかな?」とか、「最低だな」って思っていた部分が『おやすみモンスター』って言われたときに、なんかね、「それでいいんじゃないの?なくならないし、心の中のモンスターは」って言われてる気がして。肯定された気がしたんですよね。それまで考えてきたこととか、「間違ってるんじゃないか」「酷いこと言ったんじゃないか」って思っていたこととかが。

で、俺と似たようなことをみんな思っていたようで、なんか、それぞれが熱弁を奮い出したんですよ。『おやすみモンスター』から思い浮かべるイメージみたいなモノを。それで「絶対これで行こう」と。言葉を聞いてイメージできるモノっていうのは、良いなと思ったし、俺たちと同じことを経験していなくても、例えば、このアルバムタイトルを見て、アルバムを聴いたときに、何かその人なりに心が動いたりする。そういうモノが一番良いなと思って。なので、事の発端はすげぇ適当なんですけど、そこに共有できるモノがあったっていう。

是很迅速地就决定好专辑名的,那个时候,我们在北海道还有live,在出发前,大家来到旅馆我的房间里,让我给新专辑取名字,我脑子一片空白,但必须在当天决定。担任吉他的中泽看了专辑的资料,说“有『おやすみ(晚安)』这首歌,有『モンスター(怪兽)』这首歌,那就取名叫『おやすみモンスター(晚安,怪兽)』怎么样?”感觉相当适合呢,不仅他觉得适合,我们另外4个人也瞬间get到点了,印象在脑海中一下子就浮现出来了。我持有刚刚所说的“一直很痛苦”“害怕自己的言论伤害到谁”“为什么我不想做乐队了呢”“真差劲”的各种想法,当听到『おやすみモンスター』这个标题的时候,觉得“这个标题真不错呀,心中的怪兽是不会渐渐消失的”,联想到迄今为止的想法,觉得这个标题完全没有违和感,特别酷。

大家都和我想得一样,感觉很想演讲一番,从这个标题感受到的印象不断浮现出来,“就决定是这个了!”交流后做好笔记,感觉很好。就算没有和我们一样的经历,但当看到这个专辑的名字的时候,听这张专辑的时候,不知为何感到心动,如果能让听众有这样的感觉就好了。因为我们的出发点很棒呢,我们有着共同的感受。


--『おやすみモンスター』というタイトルだったからっていうのもあるかもしれないんですが、今作の『モンスター』っていう楽曲がすごく響いたんですよ。さっき「GOING UNDER GROUNDは、ポップでキャッチーでキラキラしてる」と言いましたけど、この曲に関しては、歌詞だけ見ると、暗くて重くて狭いなって。


—-刚刚说到『おやすみモンスター』这个标题名字的由来,里面的『モンスター』这首歌我也听过了。之前说GUG的歌有爆烈、朗朗上口、闪闪发光的感觉。但就这首歌而言,歌词灰暗、沉重、让人喘不过气。


松本素生:八方塞がりになりながらもツアーを続けてて、で、ライブをやってるときだけ「生きてる」、音楽やってるときだけ「生きてる」みたいな、そういう感覚のときに、「もうとにかくどんどん新曲を作って、それをライブでやろう」っていう話になったんですよね。で、これもライブの前日にリハスタ入って、もうメロディはあったので骨組みだけ作って、「歌詞は明日のライブまでに書いてくる」って言って、サクッと書いたんですけど、多分、今歌いたことがこういうことだったんだろうなって。白黒付けたい性格だたりもするんですけど、自分が生きていって、人付き合いもする中でね、そんなシンプルじゃないんだなって思ってた時期で。でもこの曲は自分の中でひとつ答えになったような気がして。この曲はすごくシンプルで、難しいことなんか何にもしてないんだけど、何かひとつ開いた感覚がありましたね。「見上げた空にワンスター 嫌いな奴らもきっと誰かの愛しい人」って書いたときに、なんかちょっと答えが出たなって。

我们在四处碰壁的时候也在做巡演,我只能在live上感觉到自己还活着,在感觉到自己只有在做音乐的时候才觉得活着的时候,我想“总之,做出更多的新歌,在live上唱”。于是,这首也是在live的前一天,在排演室写下的旋律,想着在明天的live前写完歌词,于是刷刷地写。大概现在唱的就是那时候的心情。我虽然想形成简单的性格,但只要活着就得和人来往,那时觉得生活真不简单呀。但是这首歌给了我一个答案,这首歌非常简单,即使是这么简单的东西,也能让人恍然大悟。「見上げた空にワンスター 嫌いな奴らもきっと誰かの愛しい人(成为天空中的一颗星的话,讨厌的家伙们也会被谁所爱着吧」写下这句歌词的时候,感觉心中有了答案。

--僕も「嫌いな奴らもきっと誰かの愛しい人」って本当に名フレーズだなって思ったんですけど、でもこの言葉は相当落ちるところまで落ちないと出てこない言葉だろうなって思って。

—-我也觉得「嫌いな奴らもきっと誰かの愛しい人(讨厌的家伙们也会被谁所爱着吧)」是句名歌词呢,有种无法言表的感受。


松本素生:いろんなモノが信じられない時期だったんですよ。周りにいる人が何考えてるか分からないし。で、もう会わないようにすれば、それもできるんだけど、なんかそうじゃないだろって思って。うん、これ難しいですね(笑)。なんで出てきたんだろう?でも、俺、すごく人ん家の芝生が青く見える人だったんですけど、この曲書いてから「それぞれの青さでいいな」って思えるようになったっていうか。自分は自分で、彼は彼でいいんだなって。それまではバンドのメンバーに対しても同じ世界を見ていないといけないと思ってたし、例えば、同じモノを見て同じように感動しなくちゃいけないと思ってたんだけど、そうじゃなかったんですよね、実際。それは、メンバーと突き詰めて話をしていく中で気付いたんですけど、みんなその人なりの世界があるっていうことに。今まではそれをすごく摺り合わせて摺り合わせて、「ね?俺たち、同じを世界を見てるよね」っていうことで安心してた。でもそうじゃないっていう。摺り合わせなくっていいし、同じモノ見て同じように感動なんかしなくていいし。で、それでも一緒にいることが美しいし、本当の在り方だし。もし分かり合えないことがあっても、時間が経ったらすごく分かり合えるかもしれないし。そうした可能性を「なし」って決めつけることをしたくなかった。それが濃く出たのが『モンスター』だと思いますね。

在什么都不相信的时候,我不知道周围的人都在想什么。虽然不见面的话就不知道想法很正常,但不是这种。说明起来很困难呢,为什么我会想要出门呢?我是那种看到别人家里绿色草坪,就会在曲子里写「それぞれの青さでいいな(真好呀,多么绿)」。我意识到了我是我,别人是别人。到那时为止,我觉得乐队成员如果看到的不是同一个世界的话是不行的,看到同一个东西不会有同样感动的话是不行的,但事实上不是如此,我在和成员谈话的时候注意到了,大家都有各自的世界。经过磨合后,我对我们“能看到同一个世界”而感到安心,但并非如此,磨合不了也好,不能为同一件事物感动也好,只要能在一起就是美好的。即使不能相互理解,经过时间的磨合,大家或许也是能相互理解的。我不想否决这种可能性。这就是『モンスター』。

3. バンドじゃないと意味がない

3、如果不是乐队的话就没意义了

--今の話を聞いてて面白いなと思ったのが、価値観の違いや変化があった中で、なんでこのアルバムは今までで一番GOING UNDER GROUNDらしいんだろうっていう。GOING UNDER GROUNDの良いとこ取りのアルバムじゃないですか、これ。

 
—-您说得很有意思呢,在您价值观的变化过程中,为什么这张新专辑会成为最能代表GUG的专辑呢。是因为聚集了GUG的精华吗。


松本素生:そこは単純だと思います。「なんで音楽やってんの?」って言われたときに、それは楽しいからだし、生きてることが充実するからだし。そこはそんな単純なのに、CD出したりとか、ツアー廻ったりとか、今みたいに取材を受けさせてもらったりとか、ザッツ?ミュージシャンみたいな生活をしていく中で、なんか、意味がどんどん宙ぶらりんになっていく瞬間があって。でも、そうじゃないよね、俺たち、そういう風に音楽作ってきてなかったよねって。別に頼まれてバンド始めたわけでもないし、好きだから初めて、で、この5人でやることが楽しかったからバンドやってんだよねっていう。そこに戻れたからだと思いますね。そこに戻れたから元の形というか、それこそ18才ぐらいのときに出した『Cello』とかのときのマインドにまたなれたんだと思います。俺、あれがGOING UNDER GROUNDらしさだと思うし、別に誰から何言われようが「俺たち、これ、歌いたいんですもん」っていう感じ。その心の思うままにやる感じがここでまた出来たのは、すごく意味のあることだし、本当それだけで良いと思いますね。

很单纯的原因。“为什么要做音乐?”,因为能感受到快乐,能觉得人生很充实。怀着这样单纯的想法出CD,开巡演,或者像今天这样接受采访,感觉“that’s  musician”有一种飘飘然的感觉。但是并不是这样的,我们不是像这样做音乐的,我们不是被迫组成乐队的,我们只是因为喜欢音乐,觉得这件5个人一起做的事很开心才组成乐队的。我们想要找回原来的感觉,就比如18岁的时候写『Cello』时的那种感觉。我觉得这就是很有GUG特点的部分,不管别人怎么说,“我们就是想要把歌唱出来”。用这种心情创作作品,就有足够的意义了,仅是这点就足够了。

--それだけ悩んで苦しんで、結果、これだけ素晴らしいアルバムが出来た今の松本さんの心境はどんな感じなんですか?

—-经过这样那样的烦恼和痛苦,最终能够做出如此出色的专辑,松本桑现在的心情怎样?

松本素生:次のアルバムをすぐ作りたいなって。『おやすみモンスター』は、出来上がってみたらすっげぇ良いし、今までで一番聴いてるぐらい聴いてるアルバムだけど、「まだだな」って。「まだサビじゃねぇな」「なんかDメロっぽいな」っていう。もっと自分たちのやり方で爆発できるんじゃないかなって思うんですよ。というか、そういう風にしたいって思ってる。そのために日々アンテナをびんびん張り巡らしながら生きていきたい。

想要赶快出下一个作品,『おやすみモンスター』感觉还可以做得更好,第一次听的时候觉得“还差得远啊”“感觉不太像高潮啊”“有点D段旋律的感觉”要是我们能更爆发一点就好了。想要做出这样那样的感觉。为此每天一边寻找灵感,一边生活下去。


--今日のインタビューで、今一番興奮したんですけど、僕、このアルバム、「全編サビみてぇなアルバムだな」って思ってたんですよ。でもDメロで、まだこの先にサビが待ってるっていう。

—-在今天的采访中,最让我兴奋的就是“这是张全篇都是高潮的专辑”呢。在D段里也有这种副歌的感觉。

松本素生:なんかまだ足りてない部分が目に付いたんですよ。なんで、次のアルバム作ってからだな、次の話は。次のアルバム作ってやっと、まともにいろんなことを考えられるっていうか。俺、ちょうどその悩んでいたときに曽我部恵一さんと対談したんですよ。そこでさっきの名盤の話になったんですよ。「そんなこと、ありえるわけない」って。「やっぱりそのとき思ってることを、悩んでるんだったら悩んでるままに出すとか、その自分のモードを120%表現しきるのがバンドマンじゃん」「俺、辞めたんだよね。名盤作るの」って。その話を聞いたときに「なるほどな」っていろいろ気付いたんですよ。今のメンバーで出来ることを120%やれてるのか?大事なのはそこだけで、それがやれていたんだったら、聴いた人が「これいいぜ」って広めてくれるだろうし、何かしらのドラマは起こるだろうし。なので、心配事はなくなりましたね。「どうやって音楽にこれから向かっていけばいいのかな?」っていうことに対しては、もう悩まないだろうなって。あるがままっていうか。だって、あるがままやってない人が、例えば、ライブステージに立って「盛り上がっていきましょう!」とか言ったって、そんなね、自分の手の内も腹の中も見せないのに、心委ねられるわけないよっていう。

我总会注意到不足的部分,因为还要做下张专辑。在这张专辑中,集合了各种想法。我把我的烦恼和曽我部恵一桑聊了一会儿,是关于刚才那个名唱片的话题。他说“那是不可能解决的”“还是在烦恼的时候,把烦恼的事表达出来吧,把自己的心情用120%传达出来才是乐队人吧。”“我并不想做名唱片”。听到这些话,我有些明白了。现在成员们做出的作品有120%了吗,这是很重要的一点,如果用120%干劲的话,能让听众边觉得“这专辑真不错”边向周围推荐,就像电视剧开播一样。这样根本就不用担心了。对于“接下来的音乐该往什么方向做”,我已经不烦恼了,也不会再拘谨了。因为当拘谨的人,站在舞台上,高喊“嗨起来!”的时候。即使别人看不到你的手掌,看不到你的心跳,也不会觉得你是拘谨的。

--その気付きの影響かどうかは分からないんですけど、今作の最後、ボーナストラックとして『おやすみ』という曲が収録されてますが、バンドが最初から最後までゴスペルってね、前代未聞だと思うんですけど。

—-我不太明白这些心情是如何影响您的,但是在新专的最后,收录了隐藏曲『おやすみ』,乐队从头到尾都在和声,以前没这么做过吧。

松本素生:これは、今回のアルバムの中で一番難しかったですね。死ぬかと思いました(笑)。去年、フジロックのサイレントブリーズっていう、ゴンドラで上がったところにある、「天空の城ラピュタ」的な場所があるんですけど、そこを知り合いが指揮ってたんですよ。で、俺らもちょうど武道館とか終わって暇だったから、遊びに行きがてら何かやろうと。ただ電気がないんですよ、そこは。だから完全アコースティックでやるっていう。だけどウチ、メンバー5人いるから「アコースティックでやってもなぁ」と。で、「ドゥーワップやろう」ってことになって、山下達郎が『ON THE STREET CORNER』シリーズとかでやってるような昔のドゥーワップの曲を5人でパートを決めてやったんです。それがすっげぇ楽しかったんですよ。で、「5人で歌うの良いな」「こういう曲作りたいよね」って話をしつつ、時は流れていき。
そしたら今回、丈さん(河野丈洋)が「出来た」って、デモテープを持ってきて。コーラスパートまで全部考えてきてて。ただ、丈さんってコーラスワークが好きだから結構凝ってすごく難しいことやってきたんです。で、まず5人で歌ってみたら、俺はいつも歌ってるし、中澤も歌ってるし、丈さんも歌ってるから問題なかったんだけど、あとの二人が使い物になんなくて。

这是新专中最困难的部分,难到想死(笑)。去年富士摇滚的隔音装置不能用了,就用吊篮吊上去的,场面像极了《天空之城》,我的熟人在那指挥现场。在武道馆的闲暇时间里,我们都在想该怎么玩来打发时间,但是没有电,所以完全变成了不插电。我们乐队5人都想玩玩不插电,所以变成了和声重唱。于是决定唱山下达郎『ON THE STREET CORNER』一系列的合唱,很有趣呢。我们觉得“5个人一起唱歌真好”“想作出这样的歌”,时间就这样过去了。

所以这次河野丈洋桑就把小样做出来了,和声什么都考虑好了,他很喜欢和声,结果就做得很难。首先我们乐队中,我一直是主唱,中泽也能唱歌,河野丈洋桑也勉强能唱,但另外两个人就完全不会了。

--(笑)。

松本素生:それでもやっぱり5人の声でやりたいからって、パートをどんどん簡単にしていって、やったんですよね。本当、血が出るような苦労でしたよ、これは。コーラスって自分の声でやると、ピッチ感とか同じだからハモっていくんですけど、それが5人違う人だと、全員ピッチ感も違うし、ちゃんと歌ってんだけど全然ハモれてないとかね。まぁ大変でしたね~。僕、熱出ましたから、大変すぎて(笑)。

就算如此,也还是想试试5个人的和声,和声改得越来越精简做尝试,真的是很辛苦的过程呢。用自己的声音做和声的时候,由于声线是一样的,所以很和谐。但是5个人的声线是不同的,试了一下发现完全不和谐,很糟糕呀。我因为感冒了,所以更糟糕了(笑)。

--(笑)。ちなみにこれはライブでの再現はあるんでしょうか?

—-(笑)那么想在live试试吗?

松本素生:練習してますね。で、俺と中澤と丈さんはいけるんですよ。あとは残りの二人ですね(笑)。そこに掛かってますね。

还在练习呢,我与中泽和丈桑没问题了,但是另外两人还是不行(笑)。我很担心呀。

--で、『おやすみモンスター』リリース後は、ワンマンツアーと対バンツアーを平行して進めていくみたいですが、それぞれどんなツアーにしていきたいですか?


—-在『おやすみモンスター』发售后,巡演和共演也会同时进行,那么这次想做成什么样的巡演呢。


松本素生:対バンの方は、単純に刺激をもらいたいなっていうのがあって、自分たちが一緒にやってみたかったバンドに出てもらうっていう。だから知らないバンドもいるんですよね。サカナクションは、音源を聴いて「すごくいいな」「やってみたいな」と思って声を掛けて、THE イナズマ戦隊は、丈さんがすごく一緒にやりたがって。あと、曽我部恵一バンドとかサンボマスターとかも単純に一緒にやってみたくて声を掛けて。最近対バンですげぇ刺激をもらうんですよね。で、それと平行でワンマンツアーをやるんだったら、余計刺激になっていいなって。ただ、それ以外は何にも考えてないですね、ツアーに関しては。「こういう世界観でお届けします」っていうのじゃなくて、それこそ今回のアルバムを作ったみたいに、心の赴くままにやるのが今は一番大事だと思うから。で、一回一回爆発したいっていう。

共演我们只是单纯地想寻求刺激,大家就一起去了,所以也会有我们不知道的乐队去。听了サカナクション的歌后觉得很棒,我们就想去,THE イナズマ戦隊和丈桑是老相识,与曽我部恵一和サンボマスター只是想单纯地同台。最近从共演寻求到了很多刺激呢。于此同时也在开个演,所以共演是额外的刺激呢。但是对于除此以外的巡演还没有考虑好。我们不仅是想传达自己的世界观,所以要像这次做新专辑的干劲一样,用心前往才是最重要的,想要一次次地爆发。

--また近々は、アルバムリリース、ツアーとありますが、GOING UNDER GROUNDはこれから先、どんなバンドで在り続けたい、またなっていきたいと思いますか?

—-最近发新专辑了,也有巡演了,GUG今后会以怎样的状态继续存在下去呢?

松本素生:やりたいことを120%やれるバンドでありたいし、そういう場所でありたいなって。結局、俺、バンドを辞めちまおうかな、一人でやろうかなって思ったときも、一人でやるビジョンっていうのはなくて。俺たちの、5人の音楽って、最初からバンドだったから、バンドで音を出すことが音楽だぜっていうのがあったから、バンドじゃないと意味がないと思ってるんですよね、どっかで。だからこそ、各自がずっと胸が高鳴るような場所であってほしいですね、GOING UNDER GROUNDは。それだけでいいかな。そしたら多分何でも出来ると思います。俺が歌わなくても成立する瞬間があるのかもしれないし。で、最終的にそこに行き着きたいなって、俺にはビジョンとしてあって。5人が入り乱れるっていうか。そのためにも嘘のない音楽の場所として、在り続けたいですね。

想成为120%干劲的乐队。我在不做乐队自己单干的时候,也没有单飞的打算。我们5人的音乐最初就是以乐队的形式,从乐队产生出的音乐,如果不是乐队的话,就没有意义了。因此我们都想要一个能高歌内心的地方,那就是GUG。这样就好,这样或许什么事情都能做到。就算我不唱歌或许也能成立这个乐队。我的愿景就是能走到最后。为了让5人的步调一致,想要作为一个没有半点虚假的音乐场所,继续存在下去。

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